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- 心不全の症状
心不全の症状は心不全がおこる場所によって違いがあります
心臓の左心系の異常でおこる心不全
心臓の左心系の異常で起こる心不全のことは、左心不全といいます。
左心は、肺から肺静脈を通ってきた酸素を含んだ血液を、全身に送るというポンプの役割をしています。
このポンプが機能しなくなることや弁に異常があると次のような症状を起こします。
- 呼吸困難
- 喘息のような症状
- 咳
- 泡沫痰(ピンク色とよく表現されます)
- 夜間、頭の位置を高くしないと苦しくて寝られない状態(起座呼吸)
- 夜間の頻尿
心臓の右心系の異常でおこる心不全
右心系の異常でおこる心不全のことは、右心不全といいます。
右心系は、全身から返ってくる血液を肺に送り出す役割です。
右心不全になると、心臓に血液が戻りにくくなります。
そうすると全身の静脈圧が上昇し、血液が心臓に戻れず滞っているようになってしまい、次のような症状をおこします。
- 下肢が浮腫
- お腹に水がたまる(腹水)
- 肝臓が腫大する(食欲が低下)
朝になっても浮腫が消えない!そんな時はお早めにご相談ください!
秋田医院では、循環器内科、特に心臓の専門医がいます。
少しでもご心配なことはお気軽に当院までご相談ください。