高血圧専門医として
治療に対する思い

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高血圧専門医として治療に対する思い

高血圧専門医とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

高血圧専門医とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

血圧が高い時に、一般的な治療では、薬を飲めばいいとなり、運動療法と食事療法とともに治療が進められます。
しかし、血圧が高くなる原因の病気が実は隠れている場合もあります。
我々専門医は、ホルモン内分泌疾患や腎臓が本当に大丈夫なのか、血圧が高い状態で心臓が肥大はないのかなどの原因を探します。
若い人は必要であれば原因を調べることにしています。
まずは他に原因を疑い、原因があればそこから治療をしていく。
結構他に原因があることが多いのでその原因を治してしまったら実は高血圧の薬を飲む必要がなくなります。

血圧が高いと言われてもなぜ血圧が高いのかわからないまま薬を飲んでいる患者様が多いように感じますが。

そうなのです。なぜ高血圧が体に悪いのか・なぜ高血圧は治療が必要なのかの説明を行います。また、個々の高血圧患者さんによって治療目標が違いますので、個々の患者様に説明させていただきます。
また、そこには実は病気が隠れているかもしれません。
健康診断で引っかかり、生活習慣病の治療を始める前に、他に病気が隠れていないか一度専門医にご相談をされた方が良いです。
当院では、このような内容で来院された患者様には、しっかりと検査をして他に隠れた病気がないことを確認した上で、血圧の治療をおこなっています。

新しい基準で今まで正常値だった人も高血圧の部類になった場合、治療でも変化があるのですか?

新しい基準で今まで正常値だった人も高血圧の部類になった場合、治療でも変化があるのですか?

4〜5年ごとに血圧のガイドラインが変わり、そのたびに厳しくなるのですが、実は結構血圧の測定で勘違いしている人がいます。
「血圧を測ってください」とお願いしても測る時間がバラバラなのです。
高血圧と診断をした時にお渡しするノートがあるのですが、その最初のページを見たら、「朝起きたら」とか「寝る前に」と測定のルールが書いてあるのです。
しかし慣れてしまうとルールを守らずに不安な時に測って高いだけの人が結構いるのです。
「この時間に測って」とお願いをしたら正常値の人もいっぱいいます。
極端に高い人は別ですが、ボーダーラインの人には、測るタイミングなど再度きちんと説明をし、血圧手帳を記録してもらいます。
診察ではそれを見直して、塩分制限と運動することで改善しそうであればそうしていますし、薬が必要であれば処方します。

専門医が見た方が良い高血圧とは?

一般には、専門医でなくても誰でも診ていい高血圧が大多数です。
しかし、難渋する高血圧もいっぱいあり、合併症である腎臓や心臓が悪いという方は、私たち専門医が診たほうが、適切な薬の選択をできるのではないかと思っています。 

秋田医院では、高血圧の治療には
専門性を持って診察にあたっています。

高血圧と診断をされた方はお気軽に当院までご相談ください。